McGUREN CUSTOM GUITARSの大貫です。

今回はアコースティックギターのピックアップ移設と取り付けについて。

今回二本のギターをお預かりいたしました。

使用頻度の減ったJ-45からモーリスのアコギへピックアップの交換。

ピックアップを外したJ-45に残ってしまった粘着を除去します。

見えない部分ですが箱物楽器に残った粘着は振動の妨げにもなりますし、

自分が見させてもらった楽器は誰に見られても恥ずかしくない用最善を尽くすよう心がけております。

電池ボックスの粘着がビッシリ。

サウンドホールから手を入れての作業になりますので慎重に少しずつ剥がしていきます。

地味に時間の掛かる作業ですが大切な作業だと思っています。

そして外したピックアップをこちらのギターに移設。

もともとコチラのギターにもピエゾタイプのピックアップが付いていましたが繋ぐと1弦がならないとのことでした。

原因は取り付け不良。サドル下にピエゾピックアップを取り付ける際はブリッジとトップへの穴あけやサドルの加工が必要となります。穴の位置や削る量などは正確でなければなりません。

アコースティックギターのピックアップの取り付けは信頼のできる所にお願いしましょう。

不良箇所も今回修正させて頂きました。

 

取り付けも完了。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回！